漫画買ってきたのでレポ
今日の購入物がこちら。
本日諭吉ブロマイド一枚を代償にポチった電子書籍がこちら pic.twitter.com/IZUi6xbeYw
— かのぼ (@kanobosh_) February 25, 2015
漫画家の元カノとしていたような話をします。
(書き示しておかないと自分でもわからなくなるから一応)
先ほどのものを見てなんとなくわかるかと思いますが、
漫画の趣味としては「脊髄にゾゾゾと来る」系が好きです。(notグロ)
特に、自分の経験に乗せられるものはゾゾゾときやすいですかね。
脊髄といっても、「神経を抜かれるタイプ」と「煮え湯を流し込まれるタイプ」がよいですね。
初めて漫画で感銘をうけたのはやはり王道スラムダンク。
山王戦最終盤の、一切のセリフをなくして書かれたシーンに圧巻された私。
当時まだ漫画自体それほど読んでないタイミングでしたから、相当な勢いで感動を受けました。
体育館系の部活動経験者ならわかると思いますが、コート上にはたまに音がなくなる瞬間があるんですよね。その自分の経験をあのシーンに乗せて読んだ私は、桜木や流川のスキール音とバスケの重いドリブル音、それしか聞こえなかった。とにかく勢いで読めてしまうシーン。
一つ一つコマに注目して広げて見ても、シューズの向きがゴールラインに向けてしっかりかかれていたり、とにかく細部にまでこだわって描かれていた。
筋肉の質感や呼吸にまで目を向けて読んだのは高校卒業というところになってからでしたけれどね。
自分の経験を物語の主人公に乗せるという観点で言うと、突き詰めてスポーツ漫画になってしまうんですけどね。なかなかファンタジーやらでそれを表現する作家さんはいない。
ファンタジーならキラキラ光るような、色鮮やかな物語になるから。
ところが、今、あるんですよ。パステルカラーだったりモノクロだったりを駆使して表現する漫画が。ジャンプ、僕らのヒーローアカデミア。
(今週号ネタバレなので反転、それでもいいという方のみでおなしあ)
|ヒーローを題材にしたキラキラ漫画、と思っていたのは間違いないのですが、
|万年No.2ヒーロー・エンデヴァーの闇、その子轟の抱える葛藤。
|それを聞いた主人公デクの反応。反応に関してはもう少しうまくかけないかとも思いましたけれど、轟の葛藤部分は文句無しの設定。
|それに加えて更なる後付け設定もしやすい表現。
今週の一話だけでこれからのストーリーとしての方向を一気に広げた、そんな印象でした。今週も首筋がゾッときましたね僕は。
新連載組の中でもアタリだとおもいます。この先楽しみ。
スポーツ漫画で特筆したいのは今は2つ。DAYSとハイキュー!です。
井上雄彦リアルも特筆したいところですが長くなってしまうので。
DAYSはサッカー漫画。私が読んでのざっぱなレビュー。(捉え方は人それぞれなので勝手に解釈の部分あり)
凡人なにも取柄ナシの主人公がサッカーの天才と出会い、強豪校と知りつつも初心者ながら入部したサッカー部。その主人公の努力、生き様に感化されてゆくチームメイト。サッカーならではのプレー数で描かれる一つ一つ努力が実ってゆくのがまた美しい漫画。
ハイキュー!はバレーボール。そもそも論ですがバレーを題材にした漫画って少ないんですよね。基本的に絵にならないから連載的にお気に入りが付かなくて、ジャンプではすぐ駄目になってしまうといわれているスポーツ。それを鮮やかに描いているのがこの漫画。
私は部活動バレーボールだったので、特に思い入れは強いです。
ハイキューはとにかくゾクゾク感の強い漫画。私はいつも漫画を読むときは適温よりすこーし寒いくらいの部屋で読むようにしているのですが、それも相まって一層骨髄・神経を抜かれるような感覚に捕らわれる瞬間が数多いんです。
主人公はチビ。バレーにおいて身長は最大の武器ですから、身長がない主人公は何かで埋め合わせるしかない。作者はいろんなアプローチから見せてくれています。
「ゾーンに入る」表現こそないものの、完全に世界に入ったキャラがいるとあああああ!そう!そうなんだよ!この感覚!音、視界、一つ一つが切り取られていくこの感覚!なんていいながらゾーンに入った感覚を味わえる唯一の漫画なんじゃないですかね。
特に目が良い。複雑に描かれる感情が、両まなこ2つで全て表現されている。コンビニで立ち読みしていても自宅で読んでいても関係なくゾゾゾを味わえます。うん。
ハイキューについてはもっと熱く熱く語りたいのでこの辺で。オススメです。
さて前置きが長くなりましたが、今日のレポです。
・ワールドトリガー7・8
・はんだくん3
・DAYS7・8・9・10
・ハイキュー10・11・12・13・14
・からかい上手の高木さん1・2
・四月は君の嘘1~10
計24冊。一日連れ回すの量じゃなかった。
上4つは省略ですが、
からかい上手は壷売りの妖精、里見さんのオススメレビューを見て買いました。
作者がうまいなーとただただ関心。なにさせてもできるタイプの作家さんなんだろうなと読みながら思った。一つ一つの話の中に二人のいろんな思いが交錯しているその様は、白黒コピーの紙であるのになんだか色がついてフルカラーのように感じるそんな作品。
ただただ次巻が待ち遠しい、そんな漫画でした。多くは語らなくてよさそう。
四月は君の嘘ーーーーー、はまた明日レポ書きます。遅くなっちゃった。
無駄に長い文章でした。推敲してないので文章汚いですがすみません。
よろしければまた明日もお付き合いください。では。